1台のシャーシが国境を3度越えて完成するまで
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現代の製造業は高速のリレー競技のようです。毎日500台のトラックが、わずか15分という極めて正確な時間枠で部品を運び続けています。
新型車のシャーシは、ドイツで約450キログラムのフレームとして産声を上げます。その後、国境を意識することなく、3,200キロメートルに及ぶ長い旅へと出発します。欧州の自動車メーカーは、コストを抑えるために日本の「かんばん方式」を採用しています。これは、必要な部品を必要な時にだけ届ける、極めて効率的な管理手法です。