光ではなく放射線を糧にする菌類

科学
光ではなく放射線を糧にする菌類

チェルノブイリの原子炉内で発見されたメラニン含有菌は、有害なガンマ線を代謝エネルギーに変える「放射線栄養」という性質を持ちます。これは深宇宙などの高放射線環境で生き抜くための、新たな生物学的モデルを提示しています。

放射線耐性菌は、植物が葉緑素で太陽光を捉えるように、メラニン色素を利用してガンマ線を成長エネルギーに変換します。1991年、研究者はチェルノブイリ原子力発電所の廃炉となった4号炉の壁面で、クラドスポリウム・スフェロスぺルマムやワンギエラ・デルマティティディスといった黒カビが繁殖しているのを発見しました。これらの生物は「正の放射線屈性」を示し、他の生命体なら即死するような強い放射線源に向かって自ら成長を促します。

続きはアプリでお読みいただけます。

アプリで続きを読む
あと1段落 · プラス2問のクイズ
アプリで開く
Xでシェア WhatsApp

フル体験を楽しむ

毎日の知識をダウンロード