ミクロの「すす」が航空機のタイヤを強くする
発明
タイヤの内部では、数十万個の炭素原子が骨格のような格子を形成しています。これが、着陸時の巨大な衝撃から柔らかいゴムを守っているのです。
ゴムに「すす(カーボンブラック)」を混ぜると強度が飛躍的に高まることは、100年以上前から知られていました。しかし、なぜそうなるのかは長年の謎でした。もしこの黒い粉がなければ、ボーイング747のタイヤは消しゴムのように脆くなり、滑走路に触れた瞬間にバラバラになってしまうでしょう。