古代ギリシャの数学で大歓声を増幅させる現代のスタジアム

建築
古代ギリシャの数学で大歓声を増幅させる現代のスタジアム

2000年前の石造り劇場の音響技術を応用することで、エンジニアは観衆のバラバラな叫び声を、リズムの整った圧倒的な音の壁へと変えています。

ポルトにあるエスタディオ・ド・ドラガンは、建物というよりも巨大な楽器に近い構造をしています。建築家たちは、舞台上のささやき声が最後列まで届く古代ギリシャのエピダウロス劇場と同じ「放物線反射」の原理を採用しました。スタジアムを覆う360メートルの巨大な屋根のアーチを湾曲させることで、5万人のファンの声を逃さずピッチへと跳ね返します。これにより、スピーカーを使わずに熱狂的な雰囲気を増幅させているのです。

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