海王星の軌道の先、氷の天体で混み合っていたはずの領域は、ある地点を境に突如として荒涼とした空虚な世界へと変わります。 冥王星を含む氷の天体が集まる「エッジワース・カイパーベルト」は、太陽系を囲む巨大なリングです。天文学者は、このベルトが外側に向かって徐々に薄くなると予想していましたが、実際には「カイパーの崖」と呼ばれる急激な境界が存在しました。