宇宙は本来もっと乱雑で偏っているはずですが、自然界の基本相互作用は、完璧な対称性を保つよう精密に調整されているようです。 原子核を繋ぎ止める「強い相互作用」の世界では、物質と反物質が異なる振る舞いをすると予測されています。数学モデルでは相互作用に特定の「傾き」が生じるはずですが、実験では100億分の1という驚異的な精度で対称性が保たれています。