世界の原油価格が需要の急減に適応するには、半年間のタイムラグが生じる
世界の石油市場では価格弾力性に大きな遅れが生じます。消費需要が大幅に減少しても、ブレント原油の価格にそれが完全に反映されるまでには約6ヶ月かかります。
北海ブレント原油は、世界の海上原油取引の65%で指標となっています。しかしその価格は、目先の現物供給と長期の先物契約が複雑に絡み合って決まります。需要が急減しても、市場が適応するには通常半年を要します。これは「コンタンゴ(順ざや)」と呼ばれる現象が原因です。将来の価格が現物より高い場合、業者は売却よりも貯蔵を優先するため、価格調整が遅れるのです。
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