肥満治療薬はトカゲの唾液から発見されました
最新の肥満治療は、砂漠に住むアメリカドクトカゲから始まりました。このトカゲの唾液には、ヒトのホルモンを模倣する特殊なタンパク質が含まれています。これが血糖値を調節し、数時間にわたって食欲を抑えます。
1980年代、研究者はアメリカドクトカゲの唾液から「エキセンジン-4」というタンパク質を発見しました。これはヒトのホルモンであるGLP-1と非常によく似た働きをします。ヒトの天然GLP-1はわずか2分で分解されます。しかし、このトカゲ由来の成分は最長12時間も安定して残ります。この発見により、胃の排出を30%遅らせる画期的な薬が開発されました。この薬は脳に満腹信号を送り、食欲を抑えます。
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