湖底の泥が綴る、太古の気象日記

環境
湖底の泥が綴る、太古の気象日記

スウェーデンや北米の湖底に眠る明暗の縞模様は、数千年前まで遡ることができる極めて高精度な気候記録の役割を果たしています。

氷河湖の静かな底深くには、泥の鼓動によって時が刻まれています。年縞(ねんこう)と呼ばれるこの堆積層は、重力と季節が綴った日記帳のようなものです。春から夏にかけて雪解け水が勢いよく流れ込むと、明るい色の粗い粒子が湖へと運ばれます。

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