現代の医療画像診断は、物質と反物質が衝突してエネルギーを放つという、宇宙物理学と同じ原理を利用して命を救っています。 病院で使われるPETスキャナーは、腫瘍を見つけるために「反物質」の消滅という現象を利用しています。まず、患者の体内に「陽電子」を放出する薬剤を注入します。陽電子とは、電子の双子のような存在でありながら、正反対の性質を持つ反物質です。