13世紀の中国の法医学書には、ある裁判官がクロバエの習性を利用して殺人犯を特定した経緯が記されています。これは西洋で昆虫学が発展する数世紀も前の出来事でした。 宋時代の司法官であった宋慈(そうじ)は、1248年に『洗冤集録(せんえんしゅうろく)』を著しました。これは世界最古の体系的な法医学書として知られています。